臨床研修プログラム

国際医療福祉大学成田病院narita

メッセージ

病院長ご挨拶

日本にいながら、国内外で活躍する医師に
国際医療福祉大学 副学長
国際医療福祉大学成田病院
病院長 宮崎 勝

642床の病室と日本最大級の人間ドックセンターを有する国際医療福祉大学成田病院が、2020年3月、成田市に開院しました。

良質な医療を地域の患者様にご提供しながら、アジアを代表する世界的なハブ病院をめざして世界中から患者様を迎えます。

疫学的に多様となる臨床に、病院として安定的に対応できるのは、世界レベルの実績を豊富にもつ医師たちの存在があるからです。研修プログラムには、こうした教授陣や指導医による指導の機会を豊富に盛り込みます。

40ほどの診療科と、世界的な医療課題に取り組む先進的なセンターを設置しますので領域も幅広く、日本にいながらにして、日本と海外の臨床経験を同時に積むことができるまたとない環境となるはずです。

また、本学グループには、当院の他に5つの大学附属病院や、東京の山王病院、山王メディカルセンター、九州の福岡山王病院、高木病院、柳川リバビリテーション病院など多数の関連医療福祉施設があります。

ここに2017年開設の“国内外で活躍できる医師を育成する医学部”、“2018年開設の国際医療福祉大学大学院・医学研究科”が深く連携して、本学グループの教育・臨床研究体制を築いてきました。当院はその中心を担うことになりますが、研修医のみなさんにはその豊かな環境を提供したいと考えています。

“For the patients 患者様本位”に徹し、われわれのチームの一員として情熱をもって臨んでいただける医師のみなさんを、心から歓迎します。

臨床研修管理委員長ご挨拶

国際医療福祉大学
医学部 副学部長
国際医療福祉大学成田病院
副院長 潮見 隆之

医学部を卒業された皆さんは臨床研修医として医師人生の第一歩を踏み出します。これまで経験してきた教育プログラムでは、周りの学生と同じような目標を達成することを求められてきたと思います。しかしここから先は、一人一人が違う方法で、異なる道を通り、別の行き先を目指して進むことになります。

国際医療福祉大学成田病院における臨床研修プログラムの最大の特徴は多様性です。①まず、当院は本学医学部の基幹病院として、数多くの診療科、そして先鋭的な医療に取り組む多様なセンターを擁しています。また連携を組む臨床研修病院群には、種々の規模の多彩な医療および福祉施設が含まれ、立地についても都市部から地方まで広くカバーしています。②次に、皆さんの指導医は、数多くの優れた大学・施設での勤務経験のある世界レベルの実績を有する優秀な人材から構成されています。また当院のスタッフは皆さんの上級医だけではありません。後輩にはいくつもの国から集まった留学生を含む医学部の学生がいますし、共に仕事に当たる様々な職種の教職員もいます。③最後に、皆さんが診療にあたる患者様も、近隣にお住まいの方だけではなく、全国そして各国から集まっています。中には日本語を話されない患者様も、教科書の中でしか読んだことのない馴染みのない病に苦しむ方もいることでしょう。

臨床研修はチェックリストを速く埋める競技ではありません。自分が持っていなかった考え方や知識に触れた時に生じる疑問や驚きが、それまで分からなかった問いを解くための突破口となった経験があると思います。当院の恵まれた環境を活かし、単に数多くの症例を経験して手技を身につける研修に留まらず、柔軟に課題を設定しそれを解決する高い能力を持つ医師となるための基盤を築いてください。

多様性のある場所には、新しく進んだ文化が花開きます。その過程は時に面倒で、非効率に思うかもしれません。しかし人類の歴史が、一見遠回りに見えるこの道こそが、最短のルートだと教えてくれます。皆さんが当院の臨床研修プログラムを通じて自分の行き先を確かな物とし、着実に目標への歩みを進めることを期待しています。

プログラムの特長

卒業後2年間で、患者様を全人的に診療できるように、大学で学んだ知識、技術、素養を実践できるようにするプログラムとなっています。基本的には、内科、外科、救急部門、小児科、産婦人科、精神科、地域医療、麻酔・集中治療科の8グループをローテートする方式での研修となります。救急は、指導医とともに夜間当直を含め、すべての科のローテート中に各科の救急疾患を経験できます。約40の標榜診療科と先進的な医療センターを設置している国際医療福祉大学成田病院をはじめ、国際医療福祉大学・高邦会グループ施設も含めた幅広い領域の中から、自由度の高いプログラムで研修医自身の目標・興味に応じた経験を積むことが可能です。必修科としている麻酔・集中治療科の研修では、将来の専門性にかかわらずGeneralな知識、病歴や診察所見から多臓器にわたる疾患の問題点を捉える力を身につけます。合わせて日常診療あるいは患者様の急変時や重篤な病態に陥った際に、必要な各種手技とその適応・合併症を学び、将来にわたりに必要な基本的診療能力を身につけられるプログラムです。

成田病院の臨床研修スケジュール例

1年目

14週 58週 912週 1316週 1720週 2124週 2528週 2932週 3336週 2740週 4144週 4548週
内科 救急科 麻酔・集中
治療科
内科 内科 内科 内科 内科 救急科 産婦人科 小児科 外科

2年目

14週 58週 912週 1316週 1720週 2124週 2528週 2932週 3336週 2740週 4144週 4548週
地域医療 精神科 救急科 選択科 選択科 選択科 選択科 選択科 選択科 選択科 選択科 選択科

研修計画

  1. 研修2年間(104週)の中で、必修科目の「内科、救急部門、地域医療、外科、産婦人科、小児科、精神科」及び選択科をローテーションします。また、選択科のなかで麻酔・集中治療科を病院で定める必修科とし、4週以上の研修を必須とします。
  2. 研修計画については、年度毎に臨床研修委員会にて研修医皆様の希望を確認して極力要望に即した内容で作成することといたしますが、院内各診療科や連携先の状況なども勘案して、臨床研修管理委員長の確認のもとに、必要に応じて研修途中であっても計画変更できるものとします。その場合、研修計画の変更内容に無理がない範囲内での変更を基本とします。
  3. 研修医の日・当直については、救急部門研修の一環として、2年間(104週)通年で従事します。日・当直体制については、指導医や上級医とともに2人以上の体制で行うものとし、月に3~4回程度を予定しております。
  4. 研修期間(2年間)を通じた休止期間の上限は90日(就業規則で規定する休日は含めない)とします。
    各研修分野に求められている必要履修期間を満たしていない場合、到達目標に必要な症例を経験していない場合は、2年目の選択科目の期間を利用する等により、あらかじめ定められた臨床研修期間内に各研修分野の必要履修期間・必要症例を満たすように該当する研修医とよく相談し、臨床研修委員会にて調整を行います。
  5. 全研修期間を通じて、感染対策、予防医療、虐待への対応、社会復帰支援、緩和ケア、ACP、CPCの研修も適宜実施します。

成田病院の臨床研修病院群

臨床研修病院群は、グループ関連の医療・福祉施設を中心に構成し連携を図っています。研修に必要な診療科や施設は、研修医自身で選ぶことができます。

基幹型又は地域密着型病院 国際医療福祉大学 成田病院
協力型病院 国際医療福祉大学市川病院
国際医療福祉大学病院
国際医療福祉大学塩谷病院
国際医療福祉大学三田病院
国際医療福祉大学熱海病院
医療法人財団順和会 山王病院
医療法人社団高邦会 高木病院
医療法人社団高邦会 柳川リハビリテーション病院
医療法人社団高邦会 福岡山王病院
千葉県立佐原病院
さんむ医療センター
いすみ医療センター
臨床研修協力施設 国際医療福祉大学健康管理センター
国際医療福祉大学クリニック
介護老人保健施設マロニエ苑
  • 必修科目の内科、外科、救急部門については、原則、基幹型臨床研修病院でのローテーションを基本とし、ローテーションの都合上、協力型臨床研修病院または臨床研修協力施設で対応した方が良いと判断される場合に、基幹型臨床研修病院以外でも対応するものとします。
    なお、地域医療研修は、千葉県内を中心に隣接都県の医療機関の追加を予定しています。
  • 選択科及び施設の選定は原則、研修医の希望に即して検討いたしますが、院内各診療科や連携先の状況などを勘案し、臨床研修管理委員長が計画の内容に無理がないと判断した場合に決定します。
臨床研修ガイド デジタルパンフレット

臨床研修ガイド<デジタルパンフ>

年次報告様式

募集要項

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