臨床研修(初期研修)

臨床研修についてabout

研修理念

国際医療福祉大学は、1995年にわが国初の医療福祉の総合大学として開学し、以来、病気や障害を持つ人も健常者も、お互いを認め合い、尊重して暮らすことができる『「共に生きる社会」の実現』を建学の精神とし、「チーム医療・チームケアの実践」と、「医師以外の医療専門職の育成と、その地位の向上」に努めてきました。

国際医療福祉大学・高邦会グループの臨床研修は、こうした大学附属病院としての特性を生かし、「チーム医療・チームケア」の大切さを体得していただくとともに、プライマリ・ケアを中心とした診療能力の養成および医師としての人格養成を図ることを目標としています。

研修目標

国際医療福祉大学・高邦会グループの臨床研修は、将来プライマリ・ケアを行う第一線の医師および高度な専門医のいずれにも必要な医師としての人格、基本的な医療知識・診療技術、ともにチーム医療を担う医療専門職との協調関係などの習得を目標としています。

指導体制

  1. 各科の部長(=研修責任者)は、有意義な研修が行われるための責任をもつとともに、研修医の行う診療についても最終的な責任を負います。
  2. 担当の指導医は、研修プログラムに基づき研修医の指導を行います。また、研修医に対する評価を行い、各科の部長に報告します。
  3. 研修医の指導は、基本的に指導医と研修医のマンツーマン体制とし、実際の診療・手技等を研修医に実施させる場合は、指導医の監視下の基に実施し、事故等が発生しないように、十分な配慮を持って指導します。
  4. 定期的な臨床研修管理委員会(年12回)を開催し、研修医の研修状況把握に努め、対応を協議します。

研修の記録および評価方法

  1. 研修の記録・評価については原則として EPOC2(オンライン卒後研修評価システム)にて行います。
  2. 研修内容の項目は、必ず目標に到達すべきもの、習得過程にあればよいもの、体験的なもの等を含み、目標の達成については、総合的に評価されます。
  3. 研修管理委員会では、最終的な研修の達成度について評価を行います。
  4. 病院長(病院管理者)・臨床研修委員長は、研修管理委員会が行う研修医の評価の結果をうけて、臨床研修修了証を研修医に交付します。