2月12日に東京国際フォーラムにて開催された「第684回 日本内科学会関東地方会」にて、当院研修医1年目（当時）の金原 俊史先生が関東地方会奨励賞を受賞されました。受賞した演題は「鉄剤内服中に進行した、習慣的な偏食とアルコール多飲に起因する巨赤芽球性貧血の症例」で、血液検査と骨髄・末梢血像に基づいた巨赤芽球性貧血と骨髄異形成症候群の鑑別や、貧血の原因となったビタミンB 12 および葉酸の欠乏が飲酒と食習慣に加え、ホルモン剤に起因する可能性について、文献を交えて考察を行ないました。　指導をされた悪性リンパ腫・血液腫瘍センターの中﨑先生からは「一緒に発表を準備していく中で、金原先生がご自身で様々な文献を調べ、新しい視点で素晴らしい考察をされていたことが今回の受賞につながったと思います。その探求される姿勢を続けていただきたいと思います。」と今後の活躍に期待を寄せられました。

悪性リンパ腫・血液腫瘍センターの中崎先生（左）、小林先生（右・当時）と金原先生（中央）