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研修医の声をご紹介します(成田病院)

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2022年3月17日

救急科での研修を終えて

初期研修医1年目の木下です。私は福井大学を卒業し、栃木県大田原市の国際医療福祉大学病院で初期研修医をしています。初期研修医は3ヶ月間の救急科実習が必修であり、その内の2ヶ月間を国際医療福祉大学成田病院の救急科で学ばせていただきました。当院での素晴らしい救急科研修を終えての感想をお伝えいたします。
当院救急科は、①教育熱心な指導医が豊富にいること②病棟業務に専念できる期間があること ③完全シフト制であること、などが大きな特徴だと思いました。
救急科の指導医が豊富にいる事で、常に指導医とともに診療業務にあたることができました。検査項目・処方薬・今後のフォローなど、疑問に思った事はすぐに質問し解決できる環境でした。教えてくださる内容も、UpToDate等を利用しエビデンスに基づいたもので、毎日の診療で知識が更新されていくのを実感しました。
当院救急科は入院病床も5~10床程度保有しており、敗血症性ショックやCPA蘇生後、外傷患者など、さまざまな救急疾患の治療を行っています。1ヶ月の救急研修期間で1週間は病棟担当になるので、重症患者の管理をじっくりと勉強することができます。
また、勤務形態は完全シフト制であり、オンオフがはっきりしています。勤務時間内は忙しく息をつく間もないこともありますが、終業時間には必ず帰宅できます。シフトが変わる際には、指導医同士・研修医同士で申し送りを行うため、中途半端な状態で勤務終了となることはありません。指導医も終業時間にしっかりと帰宅するので、研修医でも堂々と帰宅できます。残業がないため帰宅後も時間的余裕があり、その日の復習をする時間も、その後休息する時間もたっぷりあります。
初期研修先選びで、救急科がしっかりしていることを重視される方も多いのではないでしょうか。労働時間が長くなりがちな病院が多い(との噂を聞く)なかで、私はこの国際医療福祉大学成田病院ERで、メリハリの効いた救急科研修ができたのではないかと考えます。興味を持った方は、ぜひ一度見学に来てください。1日の見学でも多くの学びがあると思います。

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