消化器外科後期研修プログラム

当施設は外科・消化器センターとなっており、外来診療・検査等は内科・外科が協力して行っている。外科では、上部消化管、下部消化管、肝胆膵の3チームが連携して消化器の両悪性疾患全般の検査手術を行うほか、ヘルニア、外傷などの治療や抗がん剤治療も行っている。
また、手術症例等は非常にスムーズな診療が可能である。さらにカンファランス等も合同で多数行われている。消化器外科は臓器ごとの高い専門性に基づいて、内科・外科が一体となって診療にあたっている。

取得できる資格(認定医等)

コース研修期間中に専門医資格申請要件を満たすもの
日本外科学会 外科専門医

コース研修期間を所定の研修期間に計上できるもの
日本内視鏡外科学会 技術認定
日本消化管学会 胃腸科専門医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本大腸肛門病学会 大腸肛門専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

施設認定

日本外科学会 外科専門医修練指定施設
日本消化器外科学会 消化器外科修練施設
日本消化器病学会 消化器病専門医認定研修施設
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医認定指導施設
日本肝臓学会 肝臓専門医認定施設
日本肝胆膵外科学会 高度技能医修練施設
日本がん治療認定医機構認定研修施設

プログラム概略

外科・消化器科に必要な診断・治療・手技・手術を習得し、GeneralistとSpecialistを両立する。

募集人員

2名

研修期間

原則3年
※国際医療福祉大学・高邦会グループ病院で研修を行い、三田病院で学んだ技術•知識を生かして、より多くの患者を経験しキャリアを積めるよう配慮したプログラムです。

診療実績(平成26年度)

手術件数
食道癌切除再建術(胸腔鏡切除/腹腔鏡再建)5(5)件、幽門側胃癌切除術(腹腔鏡)21(13)件、胃癌全摘術(腹腔鏡)7(4)件、十二指腸部分切除(腹腔鏡)1(1)件、食道裂孔ヘルニア(腹腔鏡)2(2)件、Hassab手術(腹腔鏡)1(1)件、原発性肝癌5件、転移性肝癌5件、膵頭部腫瘍切除術6件、膵体部腫瘍切除術(腹腔鏡)3(1)件、結腸癌切除術(腹腔鏡)64(49)件、直腸癌切除・切断術(腹腔鏡)27(25)件、痔核・裂肛・痔瘻21件、胆嚢摘出術(腹腔鏡) 53(53)件、総胆管切開切石術(腹腔鏡)2(1)件虫垂切除術(腹腔鏡)39(39)件、ヘルニア根治術(腹腔鏡)83(5)件、甲状腺切除(内視鏡)10(2)件、副腎摘出(腹腔鏡)1(1)件、その他の手術92件 計448件

  • 外科・消化器科に必要な診断・治療・手技・手術を習得し、GeneralistとSpecialistを両立する。

指導医師

池田 佳史
池田 佳史

副院長
外科・消化器センター長
国際医療福祉大学教授
消化器外科(食道・胃)、内分泌外科(甲状腺・副甲状腺・副腎)、内視鏡外科(食道・胃・甲状腺・副甲状腺)

慶應義塾大学卒、医学博士
慶應義塾大学客員教授
日本消化器外科学会認定指導医・消化器外科専門医、日本外科学会認定指導医・外科専門医、日本消化器内視鏡学会認定指導医、日本食道学会暫定食道外科専門医・食道科認定医、日本内分泌・甲状腺外科学会認定専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医、日本がん治療認定機構認定医、アメリカ外科学会Fellow(FACS)
病気になると、ご本人だけではなく、ご家族も病気中心の生活に変更されてしまう。大切なことは病気を予防することだが、それでも病気になることはある。また、病気に対する考え方も人によってさまざまである。先進的な知識・技術を身につけ、患者様一人ひとりの声を聞き、患者様やご家族が納得できる医療を一緒に考えながら、気軽にご相談にのっている。

消化器内科の醍醐味は診断から治療まで、非常に多くの部分を自から手掛けることができることだと思います。そのためには、多くの知識や技術が必要となります。 技術習得のスピードは個人差がありますが、努力すれば必ず上手くなりますし、そのように指導したいと思います。
また、消化器内視鏡専門医、肝臓専門医は最短で入会から5年、消化器病専門医は入会から最短でも6年かかりますので、できるだけ早く学会に入会することをお勧めいたします。 なお、将来博士号の取得を希望される場合は、関連大学医学部と連携をとり、希望に添うことも可能です。

後期研修医キャリア形成例

1~2年目(1年6カ月間)国際医療福祉大学三田病院でのキャリア形成

上部・下部診断的内視鏡 基本的・標準的手術の習得(鏡視下手術を含む)

2~3年目(1年6カ月間)他施設でのキャリア形成(例)

国際医療福祉大学三田病院以外の、3つの病院から施設を自由に選択

検査(内視鏡、超音波)の独り立ち、手術(開腹、鏡視下手術の術者)、専門外来。最新式手術支援ロボット ダ・ヴィンチSiを使用しての研修。5日で退院させる胃癌、大腸癌の手術技術の習得。研究論文のデザイン、評価法を検討し、実際に研究を行う。その結果を国内外の学会で発表、さらに論文化
伊豆箱根地方という日本一のロケーションで、消化器疾患はもちろん痔疾患や乳腺疾患、甲状腺疾患についても経験豊かな専門医が指導。
国民のニーズに応える包括的で全人的な外科専門医となることを到達目標として、段階的な研修を実施する。
症例では、年間約300例の手術を実施しており、大腸がん、胃がん等の手術が多く、知識と技術を習得する。
腹腔鏡手術の胃切除術、大腸切除術の助手、術者、乳房切除の術者目指す。腹腔鏡手術の直腸切除術の助手、術者、肝切除術の術者を目指す。
地方都市の基幹病院だからこそ経験できる多彩で豊富な症例は、都会ではおそらく経験できない臨床体験であり、そのひとつひとつが貴重な実績となりスキルとして身につくものと思います。われわれスタッフも「正しい外科医として育てる」を目標に全力で指導。