呼吸器内科後期研修プログラム

呼吸器リハビリテーションを含む包括的な呼吸器医療を一つの目標とし、特にCOPD、気管支喘息、高齢者の感染症などの疾患について、患者一人一人のQOLに配慮した医療のあり方を模索している。また、気管支鏡検査、胸腔鏡検査、非侵襲的人工呼吸などの人工呼吸管理、睡眠時無呼吸症候群の診療など、あらゆる呼吸器疾患に対応できる体制で地域医療に取り組んでいる。

取得できる資格(認定医等)

コース研修期間を所定の研修期間に計上できるもの
日本内科学会 認定内科医
日本呼吸器学会 専門医
日本呼吸器内視鏡学会 専門医

施設認定

日本内科学会認定医制度教育関連病院
日本呼吸器学会教育関連施設
日本呼吸器内視鏡学会認定施設

プログラム概略

呼吸器医としての一般的な診療手技、画像診断、呼吸管理などに習熟するとともに、内科全般についての診療能力を保ち、全人的な医療を行える呼吸器専門医となることを目標とする。また、日本呼吸器学会認定専門医、日本呼吸器内視鏡学会認定専門医の資格を習得する。

募集人員

若干名

研修期間

原則3年
※うち1年間は、国際医療福祉大学・高邦会グループで呼吸器内科領域を取り扱っている病院へ研修の選択が可能。

診療実績等

気管支鏡検査におけるTBLB、BALといった基本手技に加えて、EBUS-GS・BFナビゲーションの設備もあり、これらの手技が習得可能で、呼吸器リハビリテーションの対象症例も豊富である。また、呼吸器外科における外科手術のコンサルテーションや、放射線治療センターへの放射線治療コンサルテーションも対応可能である。

  • 問診、胸部理学所見による高度な診断技術を習得する
  • 肺機能検査に習熟し、肺機能障害の病態を理解する
  • 胸部X線写真、胸部CT、MRIの読影をマスターする
  • 気管支鏡検査、胸腔鏡検査の技術を学び、より安全で正確な検査を行えるようになる
  • 人工呼吸管理および非侵襲的呼吸管理を行うことができる
  • 呼吸器科救急医療に対応できる
  • 呼吸リハビリテーション、在宅酸素療法の治療計画を行う
  • 呼吸器感染症の診断と治療に精通する
  • 気管支喘息、COPDについて適切な治療、患者教育を行う
  • 睡眠時無呼吸症候群の診療を行う
  • 呼吸不全の病態について専門的な知識を習得する
  • 悪性疾患について患者中心の治療計画とケアを行う
  • 外科的治療の適応を学び、呼吸器外科との適切な連携を行う
  • ARDSの病因、病期に応じた治療、呼吸管理を行う
  • 間質性肺炎の鑑別診断を行う。また、その病理所見を学ぶ
  • 日本呼吸器学会、日本呼吸器内視鏡学会での学会発表、論文投稿

指導医師

川浦 太
川浦 太

呼吸器内科 呼吸器内科医長
(日本内科学会認定内科医)

卒業大学:佐賀医科大学
出身医局:佐賀大学呼吸器内科
専門分野:呼吸器内科
プロフィール:
日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本内科学会認定内科医
呼吸器内科医として地域の皆さまに信頼される医療を行っていくように頑張ります。

当院では、呼吸器疾患における診断から治療まで、全てのことを担当医が行うことが出来るようになることを目指します。地域の基幹病院ですので、様々な症例の経験も可能です。また、呼吸器外科や放射線治療センターと連携して、悪性疾患の診断から治療まで、一貫した診療経験が可能です。呼吸器リハビリテーションを含む包括的な呼吸器医療が経験でき、特にCOPD、気管支喘息、高齢者の感染症などの疾患についても多く経験できます。

林 真一郎

呼吸器内科 非常勤医師
佐賀大学医学部附属病院診療教授
(日本内科学会認定内科医・指導医、日本呼吸器学会専門医・指導医、日本臨床腫瘍学会暫定指導医)

後期研修医キャリア形成例

1年目前半 高木病院一般内科でのキャリア形成(例)

内科系全般を一般内科診療・救急当番・病棟業務等を通して内科全般を学ぶ。

1年目後半~2年目以降 高木病院呼吸器内科でのキャリア形成(例)

呼吸器の専門内科での研修を実施。

3年目以降 他施設でのキャリア形成(例)

高木病院も含め、国際医療福祉大学・高邦会グループの関連病院での研修も希望に応じて対応。

呼吸器外科との連携をはじめとして本格的なチーム医療を学ぶ。
患者、家族への説明を独立して行う。他科のコンサルテーションを受ける、PSG装着およびデータの判読。
呼吸器内科医としての外来・入院診療に主治医として従事し、初期研修医のチューターとして、相談や研修指導にもあたる。また、指導医のもと、臨床研究や学会発表などにも取り組み、呼吸器内科専門医取得へのスキルアップを目指す。