呼吸器内科後期研修プログラム

本プログラムは後期研修3年間のためのプログラムで、初期研修期間終了後1年経過して日本内科学会認定内科医を取得し、さらに日本呼吸器学会専門医、日本呼吸器内視鏡学会専門医を取得できるプログラムとなっている。初期研修期間中においても、必修である内科研修中のローテーションや選択で呼吸器内科を研修した時にも参考になるように作成されている。初期研修期間中に義務付けられているレポート提出のなかの疾患や症候なども含まれている。また、呼吸器センターとして呼吸器外科と密接な関係で診療しているため、呼吸器外科との交互研修も可能となっている。研修期間中に自治医科大学付属病院呼吸器内科や結核病棟をもつ国立病院機構宇都宮病院での研修も可能である。

取得できる資格(認定医等)

コース研修期間を所定の研修期間に計上できるもの
日本内科学会 内科認定医
日本呼吸器学会 専門医
日本呼吸器内視鏡学会 専門医

施設認定

日本呼吸器学会 認定施設
日本呼吸器内視鏡学会 認定施設
日本内科学会 認定医制度教育関連病院

プログラム概略

呼吸器感染症、気管支喘息、COPD、間質性肺炎、肺がんなど呼吸器内科全般の疾患を幅広く学ぶとともに、センター運営方式の特長を活かして、呼吸器外科との連携も習得が可能であり、短期間での専門医取得をめざせる。

募集人員

数名

研修期間

原則3年
※うち1年間は、国際医療福祉大学・高邦会グループで呼吸器内科領域を取り扱っている病院での研修の選択が可能。

主要な入院診療実績(平成25年度)

悪性腫瘍(肺癌、転移性肺癌):104件
呼吸器感染症(肺炎、膿胸など):66件
間質性肺疾患:24件
COPD:24件
心不全:10件

  • 日本呼吸器学会の専門医制度における研修カリキュラムで、「総論」「各論」に分けて A:内容を詳細に理解 B:内容を概略理解 a:「総論」では独立して実施できる、「各論」では複数症例を受け持つ a´:受け持ち症例で結果を解釈できる b:見学を含めて経験する これらを到達目標とする。

指導医師

大野 彰二
大野 彰二

呼吸器内科 呼吸器内科部長
国際医療福祉大学病院教授

筑波大学卒、医学博士
前自治医科大学呼吸器内科准教授
日本呼吸器学会指導医・専門医、日本呼吸器内視鏡学会指導医・専門医、日本内科学会認定医、日本医師会認定産業医
呼吸器内科診療に32年間従事してきた経験を生かし、風邪、肺炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎、肺がんなど呼吸器疾患全般でお困りの患者様、胸部X線検診で異常が見られた患者様など、個々の患者様の病態を踏まえ、きめ細やかな診療を行っている。

当プログラムでは、すでに1名の初期研修医が後期研修を終え、日本内科学会認定医を取得し、更に日本呼吸器学会専門医も取得しました。このプログラムでは、日本呼吸器学会専門医試験の受験資格でもある、学会発表・論文作成も含まれています。このような実績のある、研修プログラムに参加され、内科認定医から呼吸器内科専門医を目指す後期研修医を募集しています。

辻田 章博 

呼吸器内科医長
国際医療福祉大学病院講師

自治医科大学卒
前自治医科大学呼吸器内科助教、前宇都宮社会保険病院呼吸器内科部長
日本呼吸器学会専門医・指導医、日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本内科学会認定医
呼吸器内科全般を担当している。特に、肺がんの診断においてはエビデンス(科学的根拠)に基づき、患者様の社会背景も十分に考慮したうえで、患者様にとっての最適な治療を心がけている。

荒川 伸人

呼吸器内科医員(当研修プログラム済み)

筑波大学卒
日本内科学会認定内科医、日本呼吸器学会専門医
患者様はさまざまなニーズを持っており、それぞれの患者様に対し十分な説明を行い、同意をいただいたうえで、最新かつ最適の医療をご提供している。

後期研修医キャリア形成例

1年目 国際医療福祉大学病院でのキャリア形成

呼吸器学会研修カリキュラムの総論について研修(呼吸器の形態、機能、 病理生理、疫学、主要症状、身体所見、検査、治療ならびに呼吸器不全などの 知識と理解、また重要な検査についての技術の習得)

2年目 国際医療福祉大学病院でのキャリア形成

呼吸器学会研修カリキュラムの各論について研修(気道・肺疾患、胸膜疾患、横隔膜疾患、縦隔疾患、等各領域の疾患にとどまらず、重要疾患について症例の臨床的な経験を学ぶ)

3年目 他施設でのキャリア形成(例)

国際医療福祉大学病院も含め、当グループ内病院から施設を自由に選択

呼吸器外科との連携をはじめとして本格的なチーム医療を学ぶ。
患者、家族への説明を独立して行う。他科のコンサルテーションを受ける、PSG装着およびデータの判読。
呼吸器内科医としての外来・入院診療に主治医として従事し、初期研修医のチューターとして、相談や研修指導にもあたる。また、指導医のもと、臨床研究や学会発表などにも取り組み、呼吸器内科専門医取得へのスキルアップを目指す。